正司飛翔

セイカマテリアルリユースステーションの可能性。

「セイカマテリアルリユースステーション」、この取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)のうち、目標12「つくる責任 つかう責任」に貢献するものとして注目されています。

プロジェクトの中心となったデザイン学部プロダクトデザイン学科の米本昌史教員は、2019年12月にプロジェクトを開始し、2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で活動が休止しましたが、2021年2月に制作を再開。10月の後期授業開始のタイミングに合わせて「セイカマテリアルリユースステーション」が完成し、9月24日(金)に学内に設置されました。

このリユースステーションは、余剰の制作資材や画材、本、鞄、洋服など、多様な材料を学生間で再利用できる場として機能しています。

このリユースステイションを、私目線で観察すると、多くの発見がありました。

私の主観の第一印象は、あまりポジティブなものではありませんでした。

しかし、リユースステーションの中を見てみると、何かよくわからないけど面白そうなものが入っていたりします。私が見た中だと、小さなミシン、モニター、炊飯器、スーツケースなどなど、様々なものが入っており、これは、誰が何を作ったあまりなのか?興味が湧くものでした。

このアクリル板は実際にセイカマテリアルリユースステーションで入手したものである。
青色の文字でタイムスケジュールと思われる文字が書いてある。

実際の活用例を調べたみました。

このジオラマは、上記のアクリリ版を用いて小窓を再作した、コマドリアニメーションのセットである。

このリユースステーションは、ただのリサイクルボックスではなく、アイディアの貯金箱、となっていた。

この取り組みは、学生たちの創造性とアイデアを活性化させるとともに、資源の有効活用や廃棄物削減にも貢献しています。また、リユースステーションは、単なるリサイクルボックス以上のものであり、新たなアイデアの萌芽地として機能し、今後も多くのきっかけになるでしょう。

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